極上キリム専門店 ユルック☆クズ
キリム ソボクな疑問

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= キリム ソボクな疑問 =

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1.キリムはどうやってお手入れするのですか?
当店で取り扱っておりますような、100%草木染の手作りキリムの場合、元々、遊牧民達が使っていたものなので、 そんなに大変なお手入れは必要ありません。
普段は、お部屋をお掃除される時、ついでに掃除機をかけて頂ければオーケーです。
羊毛は撥水性が高いので、汚れが付きにくいですが、汚れた部分が気になられるようでしたら、 ウール用洗剤やシャンプーを水に溶かした液をタオルなどに浸し、固く絞って、拭いてください。

お手入れ方法 全体的にきれいにされたい場合は、写真のようにシャンプーや中性洗剤を水にとかし、泡だけを 洋服用のブラシにとって、キリムや絨毯全体にブラシをかけます。
かなりきれいになりますよ!

シミは、レモン汁をシミのところに垂らし塩をかけてこすった後、乾いた白いタオルで拭き、 完全に乾いたら、掃除機で塩を吸い取ってください。

お洗濯に関しましては水洗いしてください。
シルクキリム以外は、ウール用の洗剤を水に溶かして洗って頂くことも可能ですが、但し、色落ちする可能性があります。

基本的に、草木染の良いものは、色落ちしませんが、化学染料のものは、クリーニング屋さんにお任せして頂くとよいかと思います。
「シルクの絨毯をクリーニングに出してボロボロの状態なってしまった。」と言う例もありますので、 一般のクリーニング屋さんではなく、絨毯などを扱いなれている所にお願いしてくださいね。

極上コンヤニューキリムのみ 洗濯機で洗って頂いても大丈夫です。
その場合、必ず水をご使用下さい。

お手入れの詳しい話はこちら

2.どうして手紡ぎ・手織りがいいのですか?
一つ目の理由は ”機械の油”が入らないことです。
と言っても、ほとんどの羊毛は機械で紡がれているので、糸になった時点で多少の機械の油は混じっています。
手で織れば、それ以上、油が入ることはありません。
機械の油が入ると、どうしても糸にダメージを与え、草木染など色にも悪影響を与えてしまいます。
全体で油の含有量が20%を超えると匂いがきつくなり、糸もとても弱くなってしまいます。

ですから、強くて、色にダメージを与えないものを、となりますと、手紡ぎ、手織り ということになります。

機械紡ぎの糸にも様々なグレードがあります。
例えば バイラン(犠牲祭)で たくさん羊がと殺されますが、 こういった死んだ羊の毛を使うと、ごく皮に近い部分の毛までを使えます。
皮に近い部分の毛は短く、機械の油が多く混じり易いので、品質は落ちてしまします。

また、手織りのいいところは ”修理がきく”ことです。
これは3番のところで詳しくお話したいと思います。

3.絨毯は目が詰まっていればいいのですか?
よく、『絨毯を買う時は、裏を見て目の詰まり具合をチェックしましょう』と言いますが、 私は、これはものすごーく危険なことだと思っています。

何故なら、機械で織られたものは、ものすごーく目が詰まってますから。
そして、なかなか機械か手か分かりにくいものも多いのです。
売っている人でさえ騙されていることもあると思います。

私自身、トルコへ行った時は、他の絨毯屋さんで見分ける練習をしています。

当店の提携先のオーナーは、キリム・絨毯問屋のオーナーですが、自分でもキリムを織ったり、修理をしたりしています。
それで、お客様が修理品を持って来られるのですが、あるお客様が持って来られた絨毯に絶句したことがあるんです。

デパートで100万円以上した、という、そのシルクの絨毯の裏を見ると、稲妻のような裂け目が何本も走り、 慎重に慎重に扱わないと、バキッ と折れてしまいそうです。
誰がどう見ても 末期症状です。

「これ、機械織り」とオーナーがボソッと言いました。
手織りの場合、どこかが傷むと、そこだけほどいて修理できますが、機械の場合、このように1箇所傷むと連鎖的に傷み、 修理が不可能、ということが往々にしてあります。

本当に気の毒でしたが、その方の絨毯は、もはや額縁にでも入れて”絵”として鑑賞するしかなかったのでした。
もちろん、価値はゼロに等しいのです。
聞けば、まだ買ってから10年も経っていない、といいます。

デパートだから、高いから安心、ということは言い切れません。
売っている人がどこまでプロなのか。それが大切です。
高い絨毯を買われる時は、本当に信頼できる人のいるお店で、お買い求めくださいね。

4.どうしてキリムのデザインは派手なものが多いのですか?
元々は、大平原に暮らす遊牧民達が作って使っていたのですが、キリムが”境界線”の役割を果たしていた時期もあったそうです。
”境界線”となると、地味な色では意味がないので、派手な色になったのも納得です。

もちろん、手に入れ易い素材だったり、安かったりする素材でできた色が多く使われたことは否めません。

けれど、大平原に暮らす彼らの色彩感覚は、きっと私達とは全く違っていたことでしょう。
自然からのインスピレーションを受けて、自由で、のびのびとしたデザインが多いですね。
見ているだけで 元気になれそうな気がしませんか?

一瞬、えっ? と思う派手な色同士の組み合わせでも、よく見るとうまく調和しています。
派手な色を使ったモチーフの背景が、地味な暗い色だったら変に浮いてしまうのです。
実は、ちゃんと計算されてたんですね。
【”Kilim The Complete Guide” から一部抜粋】

5.極上コンヤキリムより グレードの高いものは ありますか?
はい ございます。
当店でお取り扱いしております、極上コンヤキリムより、グレードの高いものとなりますと、約60%のカシミヤ混になります。
羊毛に関しましても、羊の 極々 細い毛のみを使用します。
従いまして、糸を紡ぐのに 通常の倍くらいの時間がかかります。

基本的に、オーダーのみとなります。
無料でお見積もりさせて頂きますので、お気軽にお申し付けください。

6.どうしてアンティークには青いキリムが少ないんですか?
アンティークで青いキリムって少ないと思いませんか?
昔のトルコでは、女性達は草木染に使う材料を近くの山等から調達していました。
でも、青を作る藍だけはエジプトからの輸入で買わなければならなかったのです。

だから、青がたくさん入ったキリムはお金持ちの女性が織ったか、お金持ちの人が織らせたキリムなのです。
中には、自分がお金持ちってことをひけらかすために、わざと青いキリムを織った人もいたそうです。
ヤな感じですねぇ〜。

トルコのキリムには。、モチーフと同様に、色にも意味がありますが、青は、お金や豊かさ、心の豊さを意味します

7.世界で一番古い町がトルコのコンヤにあるって本当ですか?
はい本当です。
コンヤ高原にあります "catalhuyuk" です。
紀元前7200年の町で、James Mellaart による1961年から1965年の発掘調査によって世に広まりました。
彼は『世界最古の町』と言いましたが、”大きめの村”と言う方がふさわしいそうです

ここの住人は、何らかの理由で、一旦アジアへ移動し、また戻ってきたようです。
コンヤの山から、錨など船に関するものが多く出てきたことから、一時この辺りが海になった、という説が有力だそうです。

ここでは、すでにテキスタイルが織られていました。
テキスタイル=キリムと解釈し、この時代既にキリムが織られていた、と解釈する向きもあるようですが、 トルコでは”テキスタイル”、即ち”布”はキリムではない、とみなし、 本来のキリムの用途である、敷物には動物の皮が使われていた、という説の方が有力です

8.キリムと絨毯、どっちが先にできたんですか?
何となく、絨毯の方がキリムより豪華な感じがして新しい気がしますが、絨毯の方が歴史は古いです。
元々は、トゥルクメン−ここでは簡単にトルコ系遊牧民とさせて頂きます−のもので、 フェルト → 絨毯 → キリム の順番に発展しました。
 **これに関しましては 7番をご参照下さい

キリムや絨毯は、西アジアから北アフリカまで、様々な地域で織られていますが、今でも、織っているのは、トゥルクメンです。
アラブ人などは、織りません。クルド人も 多く織っていますが、元はといえば、トゥルクメンから伝わったものです

9.コンヤとキリムの関係って?
トルコ人の祖先は、元々アジアにいました。
そこでは、羊毛を用いてフェルトが作られていました。
衣類などを作るのに、主に作られていたそうです。
西暦1000年頃から、セルジュークトルコが始まりますが、コンヤがその首都でした。
1200年頃に、初めて、トルコでキリムが織られましたが、それは、もちろん首都のコンヤででした。
 **これに関しましては 7番をご参照下さい

当時、コンヤには、570の村がありました。
そして、西暦1600−700年頃に、コンヤ以外の都市、カッパドキア、カイセリ、アダナ、 などへと広がっていきました。ですから、コンヤは謂わばキリムセンターでした。

やがて、オスマントルコが勢力を拡大するにつれイラン、イラク、イギリス、スペインなどへも、キリム織りが伝わって行きました。

1900年頃、トルコに化学染料が伝わります。
それまで、草木染の糸は、染めてから約1年くらい野ざらしにされてから織られる、という、大変な手間暇をかけられていました。
でも、化学染料は、とても簡単だったので村の女性達は、それがどんなものか よく分からないまま 使い始めます。

草木染が再び見直されるようになったのは、今から約25年前です。
それも、コンヤから始まりました。
当店では、オーナーが村の長老達に調査を重ね、今では、ほぼ完全に再現し自分で草木染をしています。
当店の極上コンヤキリムは、その糸を用いて織られたオリジナルです。

10.トルコ絨毯よりペルシア絨毯の方がいいんですか?
トルコ絨毯とペルシア絨毯の大きな違いは、トルコ絨毯は結び目がダブルノットであるのに対して、 ペルシア絨毯はシングルノットであることです。

現存する最古の絨毯は、アルタイ山中で発見された約2500年前のバシリク絨毯ですが、これは、トルコ式のダブルノットです。
トルコ絨毯では、13世紀のものが現存していますが、ペルシア絨毯では15−6世紀のものが最古です。
  つまり、ペルシア絨毯よりトルコ絨毯の方が、はるかに強いということです。
また、ヘレケのシルク絨毯は世界最高峰とされています。

知名度では、ペルシア絨毯の方が勝っていますが、品質、技術に関しまして、トルコ絨毯は、 ペルシア絨毯に勝ることはあっても、劣ることは決してありません。

11.薄いキリムの方が品質はいいのですか?
基本的に厚さは品質とは関係ございません。
好みの問題です。
食べ物でも、柔らかいものが好まれる日本では、キリムも薄く柔らかいものが好まれるようですが、 国によっては、厚くどっしりしたものの方が好まれます。

大切なことは、糸が手で撚られ、本当の草木染をされ、手で織られているか、ということです。

ものすごく薄いキリムでも、糸が機械で紡がれている場合、品質は手撚りのものより相当劣ります
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